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koujiroom’s blog

こうじです!

見えない子供

先日、義姉さんがご主人、5歳の娘と3人で焼鳥屋へ行った話です。

お座敷に座り、3人で食べていると6歳くらいの男の子を連れた夫婦らしき人達が

入ってきました。

子供連れなので自分たちみたいにお座敷に座ると思ったら店員はカウンターに案内しました。

しばらく食事をしていても、男の子はカウンターの足の届かないイスの上で遊んだりして

今にもイスから落ちそうです。

義姉さんは「あの男の子、危ないな…。」と思いながら横目でチラチラ気にしていました。


ただ、男の子の親たちは全く気にするそぶりを見せないんです。

義姉さんの5歳の娘が座るのに飽きて席を立とうとしたら、ご主人が娘に

「そっちに行ったらあかん!」と普段、そんなに娘には怒らないのに珍しく怒っていました。

義姉さんは「あら、珍しいな。どうしたんやろ。」と言う位の気持ちでした。

それからしばらくして義姉さんは男の子がいないのに気付きました。

「落ち着きの無い子だから、どっか行ったのかな。」と気にしていませんでした。

するとカウンターの夫婦らしき二人が男の子がいないのを気にせず帰っていきました。

義姉さんはご主人に、「あの男の子、先に帰ったんかなぁ?」と言うと意外な返答が。




「あの男の子、この世の子と違うねんで。」


義姉さん、絶句…。あんなにリアルにいたのに。

だからあの夫婦は何も気にしていなくて、店員もカウンターに案内したのか。

男の子と夫婦はどう言う関係かはわかりませんが後ろをついてきたみたいです。



数週間後、義姉さんの5歳の娘が保育所から帰ってきたら腕に真っ赤なあざが付いていました。

ご主人が、誰がやったのか保育園の先生に聞いてみてと言ったので誰がやったのか先生に

探してもらいました。

結果、該当者がいませんでした。先生もこんなはっきりしたあざならば、

やられた時に泣いたりするのですぐに分かります。との事。

今はそのあざは治りましたが、そのあざと言うのが




6歳くらいの子供の手の大きさで、思い切り握りしめられたような5本の指の形だったんです。

それから時々、義姉さんの家に誰もいない部屋から音がしたり、

カギを開けて家のドアを開けた瞬間、部屋の奥にサッと隠れる男の子を見かけたそうです。

まぁ、義姉さん達は他に何も怖い事が起きているわけでもないので気にしていないようですがね。

怖いから気にしないようにしているのか、ただのお気楽な性格なのか…。